2010年2月4日木曜日

● フォーエバー・岩澤瞳



Computer House of Mode / SPANK HAPPY, 2002











菊地成孔の多彩な作品群の中でも、ひときわ浮いてみえるプロジェクト。
活動は第一期~第三期に分かれてるけど、その経緯はここで書く必要も無いと思うので割愛(くわしくは こちら)。
この『Computer House of Mode』は第二期のファースト・アルバムになるのかな。第二期はとにかく岩澤瞳がカワイイな~。ビジュアルもそうだけど、声もカワイイ。
実はわたしはスパンクスのライブに行ったことがあるんだけど、本当に最後の最後のときで、ボーカルは野宮真貴。結局、生の岩澤瞳は見れずじまいだった…。

菊地作品群の中でも、デートコースとかダブクインテットが好きだったので、スパンクスはいまひとつピンとこなかったのだけど、あらためて聴いてみると結構いい曲あるなあ。#5の「SWEETS」とか、#7の「楽しい知識 / Le gai savoir」とか(ちなみに、「Le gai savoir」ってのはニーチェの『悦ばしき知識』(Die Froehliche Wisswenschaft)のこと。ゴダールの同名タイトルの映画ももちろんこれに由来する)。デートコースでおなじみ、#10の「ホー・チ・ミン市のミラーボール」もうれしいね。このバージョンはデートコースでも『ミュージカル・フロム・カオス』で聴ける。

ところで、この第二期スパンク・ハッピー(カラオケ・エレクトロ・ポップ・デュオ)には、元ネタがあるらしい。それがフレンチ・テクノ・デュオのMikado。



こんなの、全然知らなかったなあ。
しかもこのCD、もはやamazonでは購入できないみたい。

3 件のコメント:

  1. 初めまして。Mikado見つかるといいですね。
    名曲『Par Hasard』がYoutubeにUPされてますね。
    http://www.youtube.com/watch?v=w5h3meRqZi0

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    1. 長い間返信せずに失礼しました! アホみたいな話ですが、コメントしていただいたことに今気づきました。下の自分がコメントしたときにも気づかないなんてアホですね。
      『Par Hasard』観てみます、ありがとうございます。

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  2. 猪瀬直樹の『ミカドの肖像』がこのユニットとの対話で始まるのにはびっくりした!
    当時はそんなに注目されてたのか…。

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