2010年4月14日水曜日

● 今度は何年先の音楽?



PLAYER / capsule, 2010










capsuleの新作はいつも緊張する。
すごく楽しみなのは事実なんだけど、
必ずと言っていいほど期待していたものと違う音楽だから。
しかも、聴いた直後は大抵軽く失望する。
でも、ここからが中田ヤスタカのすごいところで、
数カ月、または1年くらい経ってから好きになったりする。

前作の『more! more! more!』もそう。
perfumeが大ブレイクして、いよいよ中田ヤスタカの時代か!
なんて思ってたけど、リリース直後はよくわからなかったもんなあ。
それが半年経ったらヘビーローテーション。
この時代を先取りする能力は本当にすごいと思う。

で、このアルバムだけど、正直いまはまだよくわからないな。
#1の「Stay with you」や、#10の「Love or Lies」はちょっと取って付けた感があるけど、
意図的にグルーヴをずらしてる(ように聴こえる)#2の「PLAYER」とか、
これからいろいろ発見できるアルバムだと思う。

しかし、今度はいったい何年先の音楽なのか?
perfumeで稼いで、capsuleで思いっきりやりたいことをやってる感じがもろわかりです。