2010年12月27日月曜日

● 「ソイルのトリオ」以上の何かに期待。



Just Another Mind / J.A.M., 2010


 

SOIL&“PIMP”SESSIONSはすごく好きなバンドで、このブログでも何度か取り上げてる。
だから期待してたんだけど……うーん、想定内の感想です。

普通、カルテットとかクインテットがトリオだけの演奏になると
自由度が増し、ハチャメチャになったり創造性あふれる演奏になったりする
(例:60年代マイルスクインテット、例外:コルトレーンカルテット)。
でも、J.A.M.の場合はソイルが小さくまとまってる感じかな。
緊張感が増し、さてここから下品なアルトが入ってもう一段階ブチ切れるぞ…
…というところで収束へ向かっていってしまう。

メンバーが興奮していって、どんどんテンポ加速したり、
加速してもグルーヴが詰まらないところとか、
キメの精度が高いのはさすが息があってるなあ、と思うんだけどね。

適当な意味じゃなくて、今後に期待します。

0 件のコメント:

コメントを投稿